へっぽこ動画編集

へっぽこ動画編集者の仕事術

【月50万円達成】未経験からフリーランスの動画編集者になる方法

へっぽこ動画編集者のてんです。

 

動画編集はスキルが獲得しやすく、未経験でも初めやすい仕事だと言われています。

ただ、いざ動画編集者を目指したい!と思っても、

・未経験からどうやって動画編集者になるの?

・動画編集に必要なスキルの磨き方が分からない

・実際に案件を獲得するにはどうしたらいいの?

という部分が分からない方も多いのではないでしょうか?

 

私自身、初めは全く進め方が分からず、だいぶ遠回りをしてしまっていました...。

 

この記事では、動画編集で月50万円を達成した私が実際に行った

「未経験からフリーランスの動画編集者になるためにやったこと」をご紹介します。

 

■この記事でわかること■

・未経験から動画編集者になるための流れ

・動画編集のスキルの磨き方

・実績0から案件を獲得する方法

 

ひとつずつ丁寧に解説していくよ!

 

 

動画で確認したい方はこちらをチェックしてね!

youtu.be

 

動画編集を始めるために必要なものを準備する

動画編集を始める際に最低限必要なものは以下の2点です。

・パソコン

・動画編集ソフト

パソコン

動画編集を仕事にしたいと考えている方は、パソコンは必須です。

スマホのみでも、アプリで動画編集をすること自体は可能です。

ただ画面が小さくて操作性が悪いので、どうしても時間がかかってしまいます。

先行投資だと思って、パソコンは思い切って購入することをおすすめします。

スペックについて

動画編集をするためには、パソコンにある程度のスペックが必要です。

低スペックのパソコンで編集作業をすると、動作が重くなったり仕事にならなくなってしまうからです。

参考に、現在使用しているパソコンのスペックをご紹介します。

MacBook Pro 13インチ】

CPU:第8世代 Intel Core i5

メモリ容量:8GB

ストレージ容量:SSD 256GB

一般的なHD画質の動画を編集する場合は、同様のスペックがあれば問題ないよ

動画編集ソフト

動画編集を行うときは「編集ソフト」を使用します。

編集ソフトは、無料のものから有料のものまで様々な種類があります。

中でも一番オススメなのが、有料ソフトのAdobe Premiere Proです。

Adobe Premiere Proがオススメな理由

①ソフトに関する情報が豊富で、疑問を解決しやすい

Adobe Premire Pro限定の案件が多い

③ユーザー間で編集データの共有ができる

①ソフトに関する情報が豊富で、疑問を解決しやすい

Adobe Premire Pro はメジャーなソフトなので、ユーザーが多いです。

使用方法を解説しているYoutuberやブロガーの方も多いので、使い方に困った時に解決がしやすいです。

私は全て独学だったので、解説情報が多いのはとても助かりました!

 

Adobe Premire Pro 限定の案件が多い

クラウドソーシングサイトなどで案件を探すと、Adobe Premiere Proのユーザー限定で募集をかけている案件が多いです。

Adobe Premire Proを使用しているだけで案件獲得の確率がグッと上がります。

 

③ユーザー間で編集データの共有ができる

Adobe Premire Proは、編集データの共有が可能です。

WindowsMac間での共有も可能なため、チーム内での仕事が進めやすくなります。

www.adobe.com

無料トライアル期間があるので、お試しもできるよ

 

動画編集のスキルを身につける

独学かスクール、どちらがいい?

動画編集をするためには、スキルを身につけることが必要です。

独学で学ぶ方もいれば、スクールやオンラインなどで講座を受ける方もいます。

講座を受ける場合は、サポートも充実していますし、動画編集に必要なスキルを充分に磨くことができます。

ただ私の場合は、独学で動画編集を学びました。

独学を選んだ理由は、

「とりあえず動画編集ってどんな感じか知りたい」

「講座を受けて、自分に向いてなかったらお金がもったいない」

「学習はそこそこに、早く案件を獲得して実績を積みたい」

こんな感じのことを考えていたからです。

同じように考えている方は、ひとまず独学でスタートして良いと思います。

一旦独学を試してみてから、講座を受けるのもアリだよね!

独学で動画編集の基礎を学ぶ方法

動画編集の基礎は「Premiere Pro のチュートリアルで学ぶのがオススメです。

実際に学んで欲しいチュートリアルは、以下の3つのみです。

カットなど編集に最低限必要な基礎だけで、約1時間で完了します。

基本的に動画編集のスキルを身につけるための学習は、このチュートリアルだけで問題ありません。

この後にポートフォリオ用の動画を作成しますので、その時に分からないことは調べつつ、知識を増やしていきましょう。

 

ポートフォリオの作成

ポートフォリオとは「自分をアピールするために提示する作品集のこと」です。

営業をかける時に、ポートフォリオの提示ができると採用に繋がりやすくなります。

そもそも、提示できる動画がないと応募できない案件もあります。

最初は1本で構わないので、ポートフォリオに使える動画を作成しておくことをオススメします。

ポートフォリオの種類

ポートフォリオを検索すると、様々な種類の動画が出てきます。

初めはどのようなポートフォリオを作れば良いのか、迷ってしまいますよね。

そこで、私がオススメするのは「ジャンルに絞ったサンプル動画」です。

 

私は編集の仕事を委託することもあるので、応募してくださる方のポートフォリオを見る機会も多いです。

その中でもよく見かけるのは「自己紹介動画」です。

使用しているソフトの種類などの自己紹介の後に「ビジネス系」「エンタメ系」など色々な動画が短い時間でまとめられているものです。

個人的には「自己紹介動画」と「ジャンルに絞ったサンプル動画」では、後者の方が採用率が高いと感じています。

なぜかというと、依頼主は「自分が募集しているジャンルの編集ができるのかを知りたい」からです。

例えば「ビジネス系」のYoutuberとして活動している方が動画編集者さんを応募した際に「ビジネス系もエンタメ系も満遍なくできる人」と「ビジネス系に特化した編集が得意な人」だったら後者が選ばれると思います。

 

「自己紹介動画」の場合は、それぞれのジャンルの動画の尺が短いので、そのジャンルのスキルがあるのか判断しにくいというデメリットもあります。

とはいえ、「初めは色々なジャンルを試したいから、限定したくないな...」と感じる方も多いと思います。

その場合は、まとめて1本の動画にするのではなく、ジャンルごとに分けて作成をしましょう。

「ビジネス系」のサンプル動画で1本作る。「エンタメ系」のサンプル動画で1本作る。といった感じです。

そうすることで、応募先のジャンルに合わせて、内容の充実した動画を提出することができます。

ポートフォリオの作成方法

ここからは「ジャンルに絞ったサンプル動画」の具体的な作成方法をお伝えします。

作成方法

①ジャンルを決める

②参考にする動画を探す

③編集する

Youtubeにアップロード

①ジャンルを決める

まず初めに、これから動画編集の仕事をする上で、何系のジャンルをメインに編集をしていきたいかを決めます。

「エンタメ」「Vlog」「ゲーム実況」...など沢山のジャンルがありますが、そこから自分の好きなジャンルを選びましょう。

ここで注意していただきたいのが、あまりにマイナーなジャンルを選んでしまうと、そもそも案件がない場合があります。

何のジャンルにするか迷われる方は、シンプルで編集がしやすい・かつ案件の募集が多い「ビジネス系」をオススメします。

 

②参考にする動画を探す

ジャンルが決まったら、Youtubeで「ポートフォリオ ジャンル名」で検索してみましょう。

そのジャンルに沿ったポートフォリオが出てくるので、その中から作ってみたいと感じた動画をピックアップします。

例:ビジネス系の動画のサンプル

youtu.be

 

③編集する

先ほど選んだ動画を参考に、サンプル動画を作っていきます。

もちろん丸パクリはNGです。構成は真似しても問題ないですが、内容は自身でアレンジしましょう。

動画の時間は、約1分ほどにまとめます。

ここで更に、案件を取りやすくするために必要なのが「音声を入れる」ということです。

音声がない場合は「カット技術」を示すことが難しくなります。

「音声に合わせたカット」を行った動画を作成した方が、依頼主としても判断がしやすいので、ぜひ取り入れることをオススメします。

 

Youtubeにアップロード

動画が完成したら、自身のYoutubeを作ってアップロードしましょう。

Youtubeにアップロードしたら、URLをコピーしてメモ帳に貼り付けておきます。

今後ポートフォリオを提出する際に、このURLを送ればOKです。

 

ポートフォリオYoutubeにアップロードするメリットは、URLをクリックするだけで、すぐに動画を見てもらえることです。

ギガファイル便などで提出する方もいますが、この方法はオススメしません。

依頼主が動画をダウンロードする手間がかかってしまい、

最悪の場合、せっかく作ったポートフォリオを見てもらえない可能性もあります。

しっかり見てもらうためにも、スムーズに確認ができるような配慮を心がけましょう。

配慮ができる人は、一緒に仕事をしたいと思ってもらいやすいよ!

 

クラウドソーシングサイトで実績を積む

クラウドソーシングサイトとは、案件を提示するクライアントと、案件を受ける受注者の集まりの場を取り持つサイトの総称です。

有名なサイトに「クラウドワークス」「ランサーズ」などがあります。

ここでは「クラウドワークス」を使って、説明していきます。

クラウドソーシングサイトに登録

クラウドワークスの会員登録画面から、メールアドレスを入力して進みましょう。

スマホでもPCでも登録が可能です。

 

登録が完了したら、簡単にプロフィールも入力しておきましょう。

初めは、他の動画編集をしているワーカーさんのプロフィールを参考に、アレンジして記入するのがオススメです。

crowdworks.jp

クラウドソーシングサイトで案件を探す

案件の探し方は、以下の通りです。

 

 

 

 

クラウドソーシングサイトで応募する

気になる案件が見つかったら、早速応募していきます。

初めは少し気になる程度でも、バシバシ応募していきましょう。

「まだ基礎しか学んでないのに、応募するなんて怖い」と思われるかもしれません。

ここでぶっちゃけた話をしたいのですが、

最初に応募する時は「動画編集の最低限の基礎さえ知っていればOK」です。

スキルを身に付けようと沢山学習しても、実践を繰り返していかないと中々定着していきません。

自分のレベルより少し高めの案件に応募

実際の仕事の中で分からないことを調べつつ学習

実績とスキルを増やして単価の高い案件を獲得

こちらが一番早く稼ぐことができるようになる方法です。

 

ちなみに、応募してからいきなり契約になるわけではありません。

依頼内容の詳細を見てからどうしても難しいと感じた場合は、契約前に辞退することも可能です。

 

【実例あり】初めての営業文の書き方

いきなり応募しましょう!と言われても、何を書いたらいいの?...と迷われますよね。

ここで、私が実際に初めて案件を獲得した営業文を紹介します。

よければ参考にしてみてくださいね。

はじめまして、〇〇と申します。
現在主婦をしながら、Youtubeの動画編集をしております。


基本的な編集作業(カット・テロップ・BBM挿入など)が可能です。
未経験の作業でも、積極的に勉強し挑戦させて頂きます。

 

以下が私の参考動画です。
ポートフォリオのリンクを載せる

 

レスポンスの早さと丁寧な仕事を心掛けておりますので、
何卒よろしくお願い致します。

 

営業文を書く時に、特に注意するべきことがあります。

それは、応募方法に沿った営業文を書くことです。

案件の「仕事の詳細」欄を確認すると、応募方法の文章を指定している場合があります。

ここをしっかり読まずに、独自の営業文で応募をしてしまうと案件は獲得できません。

「応募方法の文章読んでないんだな」

「コピペして営業してるのかな」と思われてしまうからです。

確実に案件を獲得するためにも、ひとつひとつ丁寧に応募していきましょう。

 

また、クラウドワークスには評価制度があります。

この評価は、今後案件を獲得する上で非常に大切になってきます。

初めはスキル面で貢献することがなかなか難しいです。

その分、仕事の丁寧さやスピードなどを意識して、少しでも良い評価を得られるように心がけましょう。

早く実績を積むことが、一番の近道だよ!

 

高単価の案件を受注する

クラウドソーシングサイトである程度の実績が積めたら、次のステップに移ります。

クラウドソーシングサイトの案件は、Youtube動画編集の場合「3000円〜7000円」あたりが相場となります。

ここからは、相場より単価の高い案件を受注する方法を3点お伝えします。

・企業の案件に応募する

SNSを利用する

・動画編集+αの提案をする

企業の案件に応募する

クラウドソーシングサイトの中でも「企業」が出している案件は高単価の確率が高いです。

私自身、初めて企業案件で 単価1万円以上の案件が受注できました。

高単価の案件は、競争率も高くなりますが

ある程度の実績がある状態で営業すると、十分受注ができるようになります。

企業の案件は「株式会社」や「弊社」などでキーワード検索すると見つけやすいです。

特に「継続案件」は安定した収入に繋がりやすいので「継続依頼あり」にチェックを入れて探すのもオススメです。

SNSを利用する

クラウドソーシングサイト以外に、SNSでも高単価の案件を探すことができます。

今回はSNSの中でも、ビジネス系の発信に使われることの多い「Twitter」を使用して解説していきます。

 

Twitterで「動画編集 募集」などで検索すると、編集者さんを募集しているツイートがたくさん出てきます。

気になる案件があれば、応募方法に沿って営業をかけていきましょう。

 

Twitterでは、編集チームを作ってディレクターとして活動している方が多いです。

優秀なディレクターのチームに入ることができれば、高単価の案件を定期的に受注することが可能です。

 

他にも、Twitterで動画編集者として発信をしていると、逆にスカウトのお誘いがくる場合もあります。

発信しなくても、活動するために有益な情報を手に入れることがでるので

ぜひ登録しておくことをオススメします。

動画編集+αの提案をする

ここまでは、動画編集のみで高単価の案件を受注する方法をお伝えしてきました。

しかし動画編集だけでは、単価を上げるにも限界があります。

更に収入額を増やしたい!という場合は「動画編集+αの提案」をしていきましょう。

例えば、以下のような感じです。

・動画編集+サムネイルの作成

・動画編集+撮影の代行

・動画編集+Youtube全体のプロデュース

+αの提案の内容が増えるほど、高い金額で受注できるようになります。

 

特にサムネイルは、動画とセットで作って欲しいと思っている依頼者が多いです。

需要が高く、未経験でも提案がしやすいのでオススメです。

 

Youtube全体のプロデュースは、経験がないと難しいので上級者向きです。

初めは自身のYoutubeを開設して伸ばしていくなど、

提供できるスキルを学んでから提案していきましょう。

色々試してみて、自分に合ったやり方を見つけよう!

 

まとめ

ここまで長々と話してきましたが、

これらの手順を踏んで、丁寧な対応を心がけていれば

未経験からでも問題なくフリーランスとして活動ができます!

 

初めは失敗を恐れず、とにかく行動するのみ!です。

失敗しても、失敗した経験を活かして今後の行動に繋げられます。

へっぽこな私でも、なんとかやってこれたので大丈夫です^^

 

では、そんな感じで終わりです!

【自己紹介】へっぽこ動画編集者とは

みなさま初めまして。へっぽこ動画編集者の"てん”と申します。

今回は初めての投稿ということで、私のことについてお話したいと思います。

 

 

簡単な自己紹介

関西出身の主婦です。

フリーランスで、主に動画編集のお仕事をしています。

一緒に住んでいる、かわいい犬と猫が毎日の癒しです。

 

経歴はこんな感じです。

辛い会社員生活→退職を決意→

完全初心者からフリーの動画編集者に

 

世の中のイケイケのキャリアウーマンみたいになりたいところですが

色々なポンコツ要素をあわせ持ち、失敗を沢山しまくってきた

「へっぽこ」動画編集者なのでございます。

仕事について

自身で編集チームを作っており、現在はディレクターを務めています。

  • フリーランス歴は約2年
  • 動画編集などのスキルは独学
  • 編集ソフトはAdobe Premiere Proを使用

ブログを始めた理由

動画編集を始める前は、分からないことだらけ。

動画編集を始めてからも、失敗だらけで成功する気がしない。

そんな過去の私のような人に向けて、役立つ発信をしたくてブログを始めました。

 

「どうやって動画編集を仕事にするのか」

「動画編集の詳しい仕事内容」

「そもそもなぜ動画編集を仕事にしたのか」

そのような疑問や悩みを解決できたら良いなと思っています!

 

みなさまが、私のような遠回りをしなくて済みますように。

動画編集に特化して分かりやすく解説したブログを作っていきたいと思います。

 

ぜひ今後ともよろしくお願いいたします!